お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

大喜利の回答を鍛える!ボケに対する4つのステージ

 

どーも、お笑い工学の佐々木くんです。

 

今回のテーマは大喜利のレベル上げ」

 

SNSなどでなぜか大喜利 が流行っていますよね。それは凄いなーと思います。みなさんも参加するだけでも楽しいですよね。

 

そんな中、「もっともっと面白い回答がしたいんだ!」なんて思う、大喜利にストイックな方のため(?)に、大喜利がレベルアップして行くための道筋を書いて行こうと思います。

 

大喜利は発想力が大事だぜ!」と言いつつ、伸び悩んでいる方はぜひ読んでみてください。

 

ウケる大喜利回答への4ステップ

 

大喜利の回答には笑いに繋がるまで4つの状態があります。

 

ケース1 意外性がなく面白くない

ケース2 意外性があるが面白くない

ケース3 意外性がないけど面白い

ケース4 意外性があって面白い

 

 

1つ1つ解説していきます。

 

まずはケース1。意外性がなく面白くない。

これは、ボケがみんなが思いつくレベルのアイディアという状態です。

予想も裏切ってもいなければ、面白くもないという状態。

 

ボケに気付かれてない場合もコレですね。ただのウソとか。

 

そしてケース2。意外性があって面白くない。

これはみんなの予想の裏をかいているのだけれども、面白さはないという状態。

「え、そっち!?」の笑いが起こらないバージョン。サプライズ的な要素は効果として出ているのだけど、笑いにするにはもう少し。そんな感じです。

 

ケース3。意外性はないけど面白い。

これはアイディア的にはケース1と一緒なんだけど、フレーズの表現の仕方で面白いまでブラッシュアップした感じ。ぼく個人としては、出来なくはないけど、裏切りもあった方が安心かなーという感じ。

 

ケース4。意外性があって面白い。

このケースが一番笑いが起こしやすいかな、と思います。相手の予想を裏切りつつ、バカバカしさもあるという状態。これが理想ですね。

 

 

...という感じです!

 

レベルの上げ方としては、ケース1から始まって、裏切りを意識してケース2へ。

それができるようになったら、面白さを足してケース4へ行くと良いと思います。

 

もしくは、ケース1からケース3を目指して、フレーズの表現力を鍛えて行くのもアリです。

 

というように、大喜利の面白さを1ランクアップして、他のプレイヤーに差をつけていきましょう^^