お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

ボケとツッコミ 面白さが足して10になるように設計しよう

 

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どーも、お笑い工学の佐々木くんです!

 

僕は、日々お笑いのレッスン、ブログ、Twitterでお笑いの情報発信をするために、インプットとしてお笑いの本を購入して読んでいます。

 

そこに、まだ僕の感覚の中で言葉にできていないフレーズが書かれていたりして、大変勉強になります。

 

なので、今回はその中でもタメになるフレーズを発見したので紹介したいと思います。

 

放送作家  元祖爆笑王さん 著「しゃべくり漫才入門」より一部抜粋です。

 

ツッコミの場合は、ボケとのバランスを考えて、どういうツッコミにするかを選ぶ必要があると思います。〜略〜 つまり、ボケの威力が三だったらとしたら、七の威力のツッコミをして、共同作業で十の笑いにするわけです。

 

これは講師の大隈一郎さんの発言です。

 

この理論は、漫才の経験者からすると、本当にその通りだと思いました。

養成所時代に聞きたかった言葉No.1です(笑)

 

これは面白さを数値として、足して10で完成して笑いが起きるとしたら、

 

「ボケが7の面白さだったら、3の面白さのツッコミをしよう」という意味です。

 

逆にボケに自信がなく、「面白さが3のボケだとしたら7くらいの面白さのツッコミ をしましょう!」という事です。

 

これは漫才台本を書くに当たってなどと意外と陥りがちな失敗なんです。

「相手の語尾に合わせて返さなきゃ...」と思って、3の面白さのボケに対して1とか2のツッコミをしてしまいがちなんです。

 

なので、春からお笑い、漫才をやり始めた方は、この辺りを意識するとウケ率がアップすると思いますよ♩

 

ではでは、皆さん良き漫才ライフを^^

  

 

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