お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

すべらない話のスキルを分析してみた

f:id:yoshiwakko:20191217222620j:plain

 

どーも、お笑い工学の佐々木くんです。

 

今回のテーマは「すべらない話のスキル」

 

漫才などのネタもそうですが、お笑いのスキルというのは複合的に重なっていて、動画を何回観ようが、なかなか理解できません。

 

そう、僕もコントを何回観ようが一向に「笑いのしくみ」が全く判りませんでした(笑)

 

これは新人の若手芸人も同様です。

 

で、「観た回数は意味ねーじゃん!」となり、それぞれが独学で、今ある成功例を分析して行くのですね。

 

僕は、お笑い芸人としてデキが悪かったぶん、研究とか分析は得意だったので(かっこ悪い自慢)

 

なので、ブログで皆さんもマネできる考え方などを、ご紹介して行こうと思います。

 

それでは行ってみましょう!

 

 

 

 

 

すべらない話のスキルは2つ

「すべらない話は才能がないと出来ないんでしょ!」

いやいや、そらプロの芸人さんになって売れるには、そこそこ才能はいるんでしょうけどね。

 

周りの人にもいませんか?やたらエピソードトークがうまい人。

そんな人はかなり頭の中の整理ができている人だと思います。

 

すべらない話も同じように「ある考え方」ごとに分けて捉えると、分かり易いのかなと思います。

 

エピソードトークは、大きく分けて2つのスキルで構成されています。

 

それは「台本」「話し方」

 

このたった2つ。

 

これは別々のスキルなので、それぞれ鍛えて行くのが良いでしょう。

 

それでは、ちょっと解説していきます。

 

 

台本

台本なんて言うと「作り話かよ!」と言われそうですが違います。

 

面白かった体験。これは本当にあった事でなければいけません。

 

じゃあ台本とは何かというと「体験をおもしろく喋るための作戦」です。

 

「話す順番はこうで...」「ここでこれを話しておいて...」

という風に、作戦を立てて整理するための地図。

 

地図としての台本です。

 

ストーリーとかシナリオと言ってもいいかも知れませんね。

 

この考え方があると、こなすべきミッションが明確になるので、話す時もスッキリと話せます。あと余計なことを挟んで遊びを入れてみたり。

 

かなりこの段階でエピソードのウケは決まるので、ぜひ鍛えておきたい能力です。

 

話し方

話し方は、もう言葉のとおり。

実際にエピソードを声に出して喋るスキルですね。

 

なので、音的な要素が強いです。

 

話し方次第で、聴き手をエピソードの世界にグッと引き込んだりできますし、逆にテンポが悪かったりすると、全然話しの内容が入って来なかったりします。

 

ここは強めに言おうとか、ここはサラッと流しめで喋ろうとか、主には台本のシナリオに沿って話を進めていきます。

 

すべらない話というのは、聴いてる人を「準備した落とし穴」にハメるようなもんです。

 

なので、うまく穴まで誘導するために、ギリギリまで一緒に歩いたり、注意を別方向に向けたりする訳です。

 

台本に忠実に、相手を騙すためのスキルですね(言い方)

 

いくら面白い体験をしても、語らなくては伝わりません。

こちらもポイントがありますので、鍛えて行くと良いです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はすべらない話のスキルを解説してみました。

 

僕はスキルを一枚のジグソーパズルとして、いくつかの大まかなパーツに分けて完成させて行くのが好きです。

 

なので、すべらない話も少しずつ、読者の皆さんと一緒に完成させていきたいと思います。

 

何記事かシリーズで書く予定なので、よければまた読んでくださいねー♪

 

 

【すべらない話関連】

 

 

www.owaraiengineering.com

 

www.owaraiengineering.com

 

www.owaraiengineering.com

 

 

www.owaraiengineering.com

 

 

 

おしまい