どーも、お笑い工学の佐々木くんです。
今回のテーマは「すべらない話のスキル」
漫才などのネタもそうですが、お笑いのスキルというのは複合的に重なっていて、動画を何回観ようが、なかなか理解できません。
そう、僕もコントを何回観ようが一向に「笑いのしくみ」が全く判りませんでした(笑)
これは新人の若手芸人も同様です。
で、「観た回数は意味ねーじゃん!」となり、それぞれが独学で、今ある成功例を分析して行くのですね。
僕は、お笑い芸人としてデキが悪かったぶん、研究とか分析は得意だったので(かっこ悪い自慢)
なので、ブログで皆さんもマネできる考え方などを、ご紹介して行こうと思います。
それでは行ってみましょう!
すべらない話のスキルは2つ
「すべらない話は才能がないと出来ないんでしょ!」
いやいや、そらプロの芸人さんになって売れるには、そこそこ才能はいるんでしょうけどね。
周りの人にもいませんか?やたらエピソードトークがうまい人。
そんな人はかなり頭の中の整理ができている人だと思います。
すべらない話も同じように「ある考え方」ごとに分けて捉えると、分かり易いのかなと思います。
エピソードトークは、大きく分けて2つのスキルで構成されています。
それは「台本」と「話し方」。
このたった2つ。
これは別々のスキルなので、それぞれ鍛えて行くのが良いでしょう。
それでは、ちょっと解説していきます。
台本
台本なんて言うと「作り話かよ!」と言われそうですが違います。
面白かった体験。これは本当にあった事でなければいけません。
じゃあ台本とは何かというと「体験をおもしろく喋るための作戦」です。
「話す順番はこうで...」「ここでこれを話しておいて...」
という風に、作戦を立てて整理するための地図。
地図としての台本です。
ストーリーとかシナリオと言ってもいいかも知れませんね。
この考え方があると、こなすべきミッションが明確になるので、話す時もスッキリと話せます。あと余計なことを挟んで遊びを入れてみたり。
かなりこの段階でエピソードのウケは決まるので、ぜひ鍛えておきたい能力です。
話し方
話し方は、もう言葉のとおり。
実際にエピソードを声に出して喋るスキルですね。
なので、音的な要素が強いです。
話し方次第で、聴き手をエピソードの世界にグッと引き込んだりできますし、逆にテンポが悪かったりすると、全然話しの内容が入って来なかったりします。
ここは強めに言おうとか、ここはサラッと流しめで喋ろうとか、主には台本のシナリオに沿って話を進めていきます。
すべらない話というのは、聴いてる人を「準備した落とし穴」にハメるようなもんです。
なので、うまく穴まで誘導するために、ギリギリまで一緒に歩いたり、注意を別方向に向けたりする訳です。
台本に忠実に、相手を騙すためのスキルですね(言い方)
いくら面白い体験をしても、語らなくては伝わりません。
こちらもポイントがありますので、鍛えて行くと良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はすべらない話のスキルを解説してみました。
僕はスキルを一枚のジグソーパズルとして、いくつかの大まかなパーツに分けて完成させて行くのが好きです。
なので、すべらない話も少しずつ、読者の皆さんと一緒に完成させていきたいと思います。
何記事かシリーズで書く予定なので、よければまた読んでくださいねー♪
【すべらない話関連】
おしまい