お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

例えツッコミのやり方 その3

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どーも、お笑い工学の佐々木くんです。

 

今回のテーマは「例えツッコミ その3」。

 

例えツッコミ、人気ですよね。

でも、「実際やってみると思うように例えられない...」という声も良く聞きます。

 

なので今回、

 

「何を例えればいいのか?」

「どこを見て例えればいいのか?」

 

を書いてみました。

 

それでは行ってみましょう!

 

 

 

 

何を「例えツッコミ」すればいいのか?

 

例えツッコミというのは、勝手に気付いて反応しちゃうモノだと思うので、積極的に「する!」というもんでも無いかも知れませんが(笑)

 

「こんな時に例えやすいよ!」

 

という考え方や、モノを見るポイントを、上げていこうと思います。

 

自分がやっている所を振り返って書いているので、まだモレなどあるかもですが、随時アップデートしていきますね!

 

 

① 見ため

② 音

③ フレーズ

④ 現象

⑤ 構造

 

と、こんな感じです。

なんか現象ってカタイな〜(笑)

 

とりあえず、こんな感じで一個一個みて行こうと思います!

 

 

① 見ため

まずは「見ため」。

よく友だち同士でも、Aさんは芸能人の誰々に似てる〜とか言いますよね?

 

 

これは文字通り、見た感じ似てるかどうか?なのですが、これは「カタチ」のことです。カタチの認識。

 

パーツの配置、シルエット、服装...などなど。

 

あ、視覚によって認識するモノなので、「色」もそうかな。

全身ピンクだと、林家ペーみたいな。

 

 

② 音

2番目は「音」。

 

これは「イントネーション」のことです。

 

例えば、中国語で案内のアナウンスを聞くと、どことなく「ヨドバシカメラっぽい」感じがしませんか?

 

あとは、某アダルティーなサイトとか(笑)

 

他にも、歌で切ないメロディーだと雰囲気が「スピッツっぽい」など。

 

 

③ フレーズ

有名人の名言みたいなのってありますよね?

あと、ことわざとか。

 

 

例えば、スポーツの部活の顧問とかが、「考えるな!考えないで動け!」みたいな事を言っていると、

 

ブルース・リー燃えよドラゴンに出てくる「 Dont think, Feel 」って名フレーズ。

「考えるな、感じろ」を思い出して、

 

「なんかマーシャルアーツの達人みたいな事言いますねぇ。」

 

などと、例えツッコミしたくなります(笑)

 

 

④ 現象

これは「現象」とまとめましたが、たくさんあります。

 

偶然に発生した「状況」

故意に発生させた「ボケ」

その物事の現状の「状態」

 

などです。

 

まぁ、でも言ってることは全部一緒かな(笑)

 

ボケやイジリでも「どんな事をされたか?」などの「状態」を把握して、同じ状態のものの言葉に置き換えていけば、例えツッコミになるので。

 

自然発生的シチュエーションだけ、こちらで主観的に汲み取るモノが多いですが、まぁ要領はいっしょだと思います。

 

 

 

⑤ 構造

構造。これは「仕組みがいっしょ」という事です。

 

モノの仕組みや、物事の仕組み。

これを普段、触れるモノをよく観察して、知っておくと、とっさの時に使えたりします。

 

例えば「ちょっとのアクションが、色んな所に波及して、大変なミスになった」

みたいな事を、

 

 →何その遠くでチョウが羽ばたいたら台風発生したみたいな現象

 

→そんなのピタゴラスイッチでしか観た事ないよ

 

シンプルにまとめるなら...

 

→何そのカオス理論

 

とかとか。

 

 

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「何を例えツッコミをすればいいか?」を書きました。

 

一見簡単そうに見えるけど、やってみたら全然できなかったという人も、観るポイントを抑えれば、かなり例え易くなるんではないでしょうか?

 

今回のポイントを意識してやってみてください^^

 

 

他にもこんな記事がありますので、よければ是非♩

 

www.owaraiengineering.com

 

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おしまい