どーも、お笑い工学研究所の佐々木くんです。
今回のテーマは、「大喜利のルール」。
一年前くらいに書いた大喜利の記事が好評でして、今もたくさん読んで頂いてるようで。おかげさまで、今のところ上位に表示されているようです。
ありがたい事です(泣)
なので、そろそろ続編というか、もっとネット上のお笑い情報を充実させたいな、という事で、第2弾を書いて行こうと思います。
大喜利というゲームは、発想力を使うので、頭の体操になったり、ボケを作る上で意外と勉強になります。
ちょっと突っ込んで大喜利についてみて行きましょう!
※ちょっと目次ゴチャゴチャしてる状態がやだな〜と思い変更中です。
トピックごとに数記事に分ける予定です。
訪問してくれた方、ご理解ください(拝)
そもそも大喜利とは?
今更ですが、大喜利とはなんぞや??という事をかんたんに説明して行きましょう。
まずは試しにwikipediaを引いてみましょう。
近年のテレビ番組やインターネット上などで行われる「大喜利」は、司会者の出題に対して、ひねりを効かせて答える、といった言葉遊びゲームの集合そのものを指すこと。
お題に対して不条理な回答を返したり、写真から面白い台詞を想像して答えたりする形式の問答が主流を占めている。
この流れは1996年から放送が始まった『一人ごっつ』が最初とされており、これ以降は発想力が問われる「笑いの競技化」が進んで行くこととなった
いや・・・分かるよ?
分かるんだけど、何だか回りくどい・・・笑
まぁ、カンタンに言うと「お題に対して、おもしろ回答をする」というゲームですね!
番組でいうと、IPPONグランプリ、ダイナマイト関西、ケータイ大喜利、内村プロデュース・・・etc。
手軽に誰でも出来るところが魅力ですね!
大喜利の回答のつくり方
意外と見落としがちなんですけど、
それは「お題に沿った回答」にすること。
これをするだけで、回答がグッと面白くなります。
例えば、「洗濯機の新製品。これいらんな〜と思う新機能は?」
というお題であれば、「洗濯機の要素」と「いらない機能」をかけ合わせる。
回答をおもしろくするには?
回答を面白くする要素は5つあります。
それぞれ見て行きます。
・語呂をよくする
大切なのは回答の「語呂」です。
字数とかリズムと言い換えても良いかもしれません。
俳句の五・七・五のような、小気味よいリズムが必要なのです。
何というか、適切な尺の中で言い切らないといけないのですよね。
回答のセンテンスの字数が、長すぎるとタイムアウトになってしまいます。
これが字数の問題なのか、時間の問題なのか。
今はまだ研究中です。
とにかく尺が決まってます。
・パワーワード加工をする
回答そのものは悪くないんだけど、ひと味足りないなぁーという時があります。
そんな時に、回答に「ちょい足し」して加工をして行きます。
例えば、
「辛いもの大好き女子会でおこった事とは?」
というお題。
これに対しての回答が。
「話題がすべて辛いモノ」
これも悪くは無いですが、結構あり得ることなので、少しパンチが弱い。
だからと言って、回答を捨ててしまうのはもったいない。
なので、ちょい足しして行きます。
例えば、こう変えてみるのはどうでしょう?
「話題がすべてカプサイシン」
「辛いモノ」→「カプサイシン」
と、ワードをより具体的に言い換えてみました。
こうする事によって、あり得る話なんだけど過剰なさまも感じて、
「大好きかよwww」
と、なります。
カプサイシンもちょっと「おもしろワード」ですしね。
・「明らかに」オカシイ答えをする
大喜利というのは「ツッコミ不在」です。
答えを言った瞬間に、面白い!と思わせるように、回答をデザインする必要があります。
例えば、IPPONグランプリでの博多大吉さんの回答。
昼休みに弁当箱あけたら「うわ〜、嫁怒ってるわ...」どうなってた?
のようなお題で、
「シンプルに生牡蠣が入っていた」
...明らかに危ないですよね(笑)
「明らかにアウト」
「明らかに意味ない」
「明らかに失礼」
などなど。
やっぱり「具体的」かつ「つっこめる」事がポイントかな、と。
裏切り感や、バカバカしさのボーダーを越える必要はありますが、それにもまして「明らか」さは大事だと思います。
あとは、「語呂をよくする 」でお話しした
「笑いのタイムゾーン」を一人で言い切る。
などが大事かなぁ〜と思います。
・タイミングに気をつける
一応、回答を言うのにも「間」=タイミングがあります。
どんなに面白い答えでも、聞く準備が出来ていなかったら、流しそうめんの様にチュルン!と素通りしてしまいます。
(これをお笑い用語で、「ボケが流れる」と言います)
お題を言われて、一呼吸おいてから答えを言いましょう。
フリップがある場合は、答えを言う直前に出します。
・言い方をおもしろくする
回答を言う時は、「ちょっと明るめのトーン」で言いましょう。
できれば、ちょいおどけたトーンで。
あとは「ボケ流れ」を防ぐためハキハキと回答します。
おかあさんといっしょの、歌のお兄さんの呼びかける感じを出しましょう。
「TVの前のみんな〜!」
みたいな。笑
そして、これはプロのテクニックなので、出来ても出来なくても良いのですが、
部分的に「強めのおもしろトーン」を入れます。
どこに入れるか?
・おもしろワード
・長文だとピークのところ
上の例でいうと、
「話題がすべてカプサイシン」
大喜利をやることのメリット
・裏切りのギャップの訓練になる
・発想力がつく
・答えを具体化できるようになる
・人と違う道を選べる
発想力とシンクディファレントは、前にも語った気がするので、
「裏切りのギャップの訓練」について。
お題というのが、お笑いで言ういわゆる「フリ」にあたります。
普段の会話では、これを自分でフったり、文脈をフリにしたり、自らフリを設定しなければなりません。
それを考えなくて良いので、回答に集中できます。
お題=フリ
それに対するギャップの付け方。
最初は、ここに集中させます。
「ボケは裏切り」と言いますが、そのギャップには適切な距離感があります。
近すぎてもダメ、ぶっ飛びすぎてもダメ。
その距離感覚・・・いわば「ボケの車間距離」を掴むための良い練習になります。
お題というフリがそこにあるので、その距離感...ひねり具合にさえ集中すれば良いのです。
もちろん、発想力を広げていろんな回答を出せれば一番ですが、まずはベタでも良いので、「笑いが成立するためのギャップの距離感」をぜひ身につけて下さい。
それを身につける上で、大喜利はこの上ないトレーニングになります。
あればウレシイ!大喜利につかうアイテム
ホワイトボード
100均で売っています。
ちょうど良い大きさのモノは¥300します(笑)
あとマジックは別売り。(笑)
もはや「1セットで¥500で買うよ!」
とも思いますがw
ちなみに、小さいものなら¥100です。
パーティーグッズとしてアリなんじゃないでしょうか?
スケッチブック
あのオレンジと黒のスケッチブック。
これがあると、非常に大喜利感がでます。
マジックは別売り!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は大喜利というゲームについて書きました。
ゲームを楽しみながらボケセンスを磨けるのは、とても良いことだと思います。
「おっしゃ!爆笑取ってやるぜ!」
なんて肩肘張らずに、気軽にみんなで笑いを作って行きましょう♩
好評であれば、また続編を書きたいと思います!
Twitterで、笑いのテクニックをつぶやいたり...つぶやかなかったりしています(笑)
よければ覗いてみてください^^
大喜利の記事です。コチラもよければドウゾ♩
おしまい。