どーも、お笑い工学研究員の佐々木くんです。
今回のテーマは「兵動さんのすべらない話の秘訣」。
最近、You Tuber になった、キングコング梶原さんこと「カジサック」の動画を見るのにハマっています。
M-1グランプリに出場した時の裏話など、当事者と共に振り返るというのは、イチお笑いファンとしては興奮しますね!
そんなカジサックの動画の中で、特にトークの参考になるモノをご紹介します。
それが、この「カジサック×兵動大樹」の動画。
すべらない話ですべらない兵動大樹さんに、1人喋りの極意を学ぶ。
兵動さんとは、すべらない話の常連で、言わずと知れた「ひとり喋り」のスペシャリスト。
矢野兵動という漫才師として、大阪を中心に活躍中です。
そんな兵動さんとカジサックのコラボ動画は・・・
いやー、やっぱり流石のひとことですね。
Mr.ひとりしゃべり。
ということで、この動画の中で語っていた、兵動さんのおしゃべりのコツを、僕が元芸人目線で解説していこうと思います。
それでは行きましょー!
カジサックのひとり喋り!その腕前はいかに!?
カジサックもエピソードトークを披露しています。
それを失礼ながら、「上から」ジャッジさせて頂こうと思います(笑)
運動会に参加した、子供たち100人って言ったあとに、5チーム、チームに20人ずつ・・・。
......数字が多い!!!!
頭がこんがらがります。
ここは多分、「子どもたちが100人」くらいで留めておいた方が良くて、チームに別れて競争しよう!...〜くらいの感じでアッサリ流した方がよかったと思います。
入れるとしても「5チーム」まで。
それも少し間隔を空けて。100と5の距離を離した方が、聴き手の脳みそに負担をかけずにスッキリと伝えることが出来たのではないでしょうか。
まぁね、兵動さんが目立つように、わざと粗いネタをかけたと思いますw
兵動大樹が語る!エピソードトークの秘訣!
大阪チャンネルの笑イザップなどでも、特別講師としてNSC生を指導していて、兵動さんが何度も繰り返し強調しているのは「紙に書くこと」。
こうする事で、無駄なパートが目に見えて分かるという事です。
正直、僕はここまではやっていませんでした。
削ったり、足したり、頭の中でなんでもやろうとしていましたね。
思えば効率わるかったかな...と(笑)
動画でも言っていますが、すべらない話においては、とにかく「最短距離で本題にはいる」ことが大事です。
そういうトレーニングに関する記事を書いていましたね。
今思えば30秒くらいにしても良いかも。
兵動さんは「作家タイプ」の芸人
僕は、兵動さんは「放送作家のような気質」だと考えています。
ネタをつくる方に多いタイプですね。
表には出さないけど、自分の理論をしっかりと持ってやっているのが分かります。
その逆で、カジサックも頭はメチャクチャ良いですけど(錯覚資産をつかってヒカルとコラボするあたり)、どちらかと言えば、本能のままに行くタイプです。
とにかく、兵動さんは話すエピソードをある程度「机の上でリミックス」してから、披露しているようです。
もちろん、トークの上達には実戦がいちばん力がつきますが、兵動さんのようなべしゃりの達人でも、こうした作業をやっているんですね。
これは大きな学びだと思いました。
こういう裏側を見られるのが、カジサックのチャンネルの面白いところですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はトークの上達する動画をご紹介しました。
こういうのを見るたびに、芸人のスキルというのは、みんな言ってる言葉が違うだけで、感じてることは一緒なのだなーと思います。
(もちろん兵動さんが口にしなかった、その先の部分もわかります)
そういうのを体系化して「とっとと終わらそうぜ?」というのがお笑い工学の裏コンセプトだったりします。発想や感性などのセンスだけで勝負できる時代が早く来て欲しいな〜と。
とりあえず、トークが上手くなるヒントがたくさんあるので、カジサックのチャンネル登録はオススメです!
(このブログも読んでね・・・笑)
仕事や生活にも役立つお笑いテクニックを、今後もこのブログやTwitterで情報発信していこうと思いますので、暖かく見守ってくださいねー!^^
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