お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

正しく理解してウケ率アップ!緊張の緩和について詳しく解説してみた

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どーも、お笑い工学研究員の佐々木くんです。

 

今回のテーマは「緊張の緩和」。

 

緊張と緩和とも言われますね。

以前も記事で少しだけ触れました。

 

 

皆さんも、一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

 

 

覚えやすくて響きも取っつきやすい、いわゆるパワーワードなので、有名ですよね。

 

 

しかし、「が、故に!」フレーズだけが一人歩きしている感があります。

 

 

「笑いを取るコツは緊張の緩和をとりいれなきゃダメだよ〜」なんて、一般の方の声もたくさん聞いたことがあります。

 

 

ですが、お笑い芸人として舞台を踏んだ者とすると、

 

 

ほとんどの人が使いこなせていません。

 

 

当然です。だって、どの程度やったら正解かなんて誰も教えてくれないもんね。

 

 

そこで今回、お笑い理論を言語化するスキルに

「アタマ3つ抜けてるボク」が出来る限り、カンタンに緊張と緩和について解説していこうと思います。

 

 

 

...いや、色々とイタイこと言ってるのは分かっています(笑) 

 

 

 

という訳で、

今回もボチボチやっていきましょー!!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

緊張の緩和とは?

 

桂枝雀という落語家さんが提唱した、お笑い理論です。

 

よくお笑いとホラーは似ていると言われますね。

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

みんなの「緊張」は足りていない!

 

緊張と緩和を作ろうとして失敗するケースで一番多いのが、

「緊張感が仕上がってない」というモノです。

 

 

たぶん、いま意識している「3倍くらい」は緊張をつくった方が良いと思います。

 

 

会話でもありますよね。

 

「こういう話の内容で、こういう雰囲気のベクトルで行きますよ〜」

 

という状況。

 

 

 

 

 

地上の「水」が蒸発して空まで昇って、段々と段々と「雲」になって行って、それがどんどん溜まって大〜きな「雨雲」になって行くカンジ。

 

 

ある程度、雨雲が大きくなったら、あとは、どのタイミングで「雨」を降らせるか?というだけですから

 

 

 

価値をつくって「台無し」にする

 

積み上げて、積み上げて、それを台無しにするのです。

 

一番カンタンなのは、「価値を高めて台無しにする」ことです。

 

以前、死亡フラグの記事を書いたことがあります。

(完成度低いのでそのうち消すかも)

 

 イメージでいうとこんな感じです。

 

 

よっしゃ、ジェンガ始めるぞ!

 

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 そーっとそーっと...。

 

 

 

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積み上げて積み上げて...

 

 

 

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ふっふっふ、チョロいな...

 

 

 

 

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「勝ったな...。」

「あぁ...。」

 

 

 

 

 

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...みたいな感じです(笑)

 

 

積み上げたモノをぶっ壊すんですよね。

なので、皆さんスキマスイッチの「全力少年」になってください。

 

 

「価値を高めて、台無しにする事」に価値があるんですよね。

 

 

 

 

緊張をカタチ作る3つの要素

 

緊張というのは、今のところ3つあると思っています。

 

 

① 話すこと、演技する事から生まれる「圧のトーン」

② その状況の雰囲気から生まれる「空気のトーン」

③ そのモノコトが、どういう情報を含んでいるか?という「内容のトーン」

 

 

まずは1つ目の「圧のトーン」。

 

 

一番はやっぱり会話によって生まれる「音圧」ですかね。

 

 

二人の人物がいたとして、Aが喋って...Bが喋って...またAが喋って...という風に、会話よって積み上げられて1つのリズムだったりトーンが形作られると思います

 

 

つまりは「ことばの量」なんですよね。

一人でやるか二人でか複数でやるか。

 

 

これも「圧」というエネルギーに関係してきますね。ある一定以上のボリュームの言葉を、小気味良くつむいで行くと1つのカタマリが生まれてきます。

 

 

難しく言いましたが、「LINEの吹き出し」が5〜6ラリーするようなイメージですね。

 

 

大きい雨雲ができる感じ。

 

 

目の前の相手に「あ、この会話はこういう感じで進んで行くのね」というのを印象付ける効果もありますよね。

 

 

それから「感情の圧」。

 

音圧と似ていますけど、ちょっと違います。

 

 

熱弁とか真剣さとか、心の底から思ってることって伝わる力がスゴイんですよね。

人を強く惹き込むというか。

 

 

それによって、聞き手は「隙」ができるんですよ。

 

無防備な部分ができる。

 

それをさらに②や③などで、リズムや内容の見せ方で複合的に、仕掛けて行くんですよね。

 

 

 

 

上手な緊張のつくりかた

 

 

 

 

 

 

実践!感情のひも理論

 

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

こちらの記事もドウゾ♩

 

www.owaraiengineering.com