どーも、お笑い工学研究員の佐々木くんです。
今回のテーマは「ツッコミ」。
みなさんもお笑いのネタ番組なんかで一度は見たことがあると思います。何かいつも怒っている。大声を出している。となりの人の頭を叩いて暴力をふるっている。色んな印象があると思いますが、出来るようになると、色んな人の面白さを引き出してあげられたり出来ます。
ツッコミとは?
漫才やコントなどで良くみますよね。ボケ役の人の頭を、ツッコミ役の人がバシーン!と叩いてみたり。
なぜツッコミが必要なのか?
ボケというのは、常識や一般的なイメージをおかしな事を言って、わざとズラしていく行為です。そもそも僕らが話している会話というのは、とてもスピードが速いのです。特に漫才なんかだと、さらに凝縮してテンポ感を出しているので、メチャクチャ速い。
さらにボケというのは会話の中に、意図的に「ねじれ」を入れてモヤモヤをつくります。そしてそのモヤモヤにも色々種類があって、それが何かお客さんの意識の上に立ち上がってくる前に、「どこがどう違うのか?」を説明してあげると、モヤモヤが解消されて笑いに繋がるのです。
まず始めにフリ&ボケありき
とにかく基準がないとボケがズラせないから、ツッコミも出来ないんですよね。常識だったり、設定などのシチュエーションを基準として、そこからズラしていくのがボケですね。漫才なんかは基本的に、「フリ→ボケ→ツッコミ」で1セットです。
的確なツッコミをするコツ
ツッコミというのは、「間違い探しゲーム」です。
一般常識やイメージからのズレを探して行くんですね。
イメージ的には現実世界から抜け出して、常識という正解の「絵」を左に見つつ、右側の絵の「どこが間違っているか?」を見ている感じです。
ちょうど美術館で一歩下がって、2つの絵の真ん中に立って見比べている感じ。
なので、お笑いにおいては一般常識をインストールすることはメチャクチャ重要です。
常識っていってますけど、世間一般がもつイメージですね。最大公約数というか。これを知ることが大事です。そんなつもりなくても、意外と自分って偏ってるモノ何ですよ(笑)同じようにみんなそれぞれ、好きと嫌いと考え方が違うので、凸凹してるのです。
ただ、みんながどう思ってるかも確認した方がいい。
めちゃめちゃフラットだと思ってた人も、あるテーマにおいてはほんのちょっとの事で激怒したり笑
世の中、丁度いい人っていうのはほとんどいないのですね。
ほんで、凸凹や偏りは、お笑い的には「あるある」や「偏見」になって行きます。「いや、そういう人いるけど!」「そんな事ないよ!」みたいな。
じぶんを殺す必要はなくて、自分の思うこと、世間が思うことを分けて考えると良いですね。
ツッコミの練習法
ツッコミが上手くなる方法。それはツッコミ千本ノックです。意外と世の中は「歪み」に溢れています。それを心の声でツッコミ続けるのです。コンビニの店員さんも色んな人がいますから、買った商品を乱暴に袋つめする人とかたまにいます。それを見て心の中で「俺のさけるチーズ、ゴミみたいに入れるなや!」みたいに。
レベルが上がるとこんな事ができる!
人の感情に突っ込んだりできるようになる。
ツッコミはタイミングが肝心!
漫才ほど、シビアじゃないですけど、日常会話でもある程度のタイミングは合わせた方がいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はリクエストのあった「お笑いの基本シリーズ」のツッコミ編について書きました。
飲み会のようなフザける時でも、ふだん不可解なことが起きた時も、場合によっては仕事においても、イヤな事を笑いに変えたり出来ると思います。
お笑い力を身に付けて、ストレス社会をおもしろおかしくスルーして行きましょう!
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