お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

素人さんや一般人も参加できる!「Mー1グランプリ2018」で漫才体験

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どーも、お笑い工学研究員の佐々木くんです。

今回のテーマは「Mー1グランプリ予選はじまる!」です。

 

毎年、夏になると賞レースの予選大会が始まります。もちろん僕も出場経験がありますが、なかなか思うような結果が出ませんでした(笑)

 

年末の恒例行事である、決勝大会を楽しみしている方もいるかも知れませんね。

 

ただ、大会をお客さんとして楽しむ以外にも、「参加する」というアプローチもあるので、今回はそれを紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

Mー1グランプリ2018予選はじまる!

 

毎年恒例となっている漫才大会である「Mー1グランプリ2018」の予選1回戦が始まっています。Mー1と言えば年末にTVで決勝が行われる、もはやお馴染みの大会ですね。昨年の2017年大会では、和牛やジャルジャルといった人気コンビが盛り上げていました。

 

この大会、TVで放送するのは決勝大会ですが、そこにたどり着くまでに長く険しい予選をくぐり抜けていかなければならないのです。

 

どれくらい険しいかというと...

 

 

1回戦

 

2回戦

 

3回戦

 

準々決勝

 

準決勝

 

決勝(テレビ放送)

 

 

............................

 

 

ながっ...!!!!!

 

 

決勝のTV放送が12月ですから、4ヶ月ちかい期間を戦わねばならんのです。

 

しかも、勝ち進む度に、判定はキビシクなって行きます。

 

つまり決勝まで勝ち進んだコンビは、エリート中のエリートなのです!!

 

 

 

 

 

プロはもちろんアマチュアも参加できる!

 

M-1グランプリという賞レースの特徴、それはアマチュアも参加できるという事です。

 

出場エントリーをして、当日受付で¥2000のエントリー料を払えば 、誰でも出場できます。

 

つまり、誰にでも優勝賞金1000万を手にする権利があるということです…!!もちろん、ひしめくプロを相手にしなければいけないので、激戦は必至ですけども。

 

プロの本気の勝負ネタが見られるのも、賞レースの良いところです。

 

 

 

 

 

 

漫才でチカラ試し!笑いで学ぶ伝える力

 

優勝に向けて、ガチンコ勝負で挑むのも良いですが、僕がオススメするのはズバリ「漫才体験」です。

 

M-1グランプリというのは一種のお祭りです。

 

この機会に便乗して、漫才をつくったり、実際に舞台の上で演じてみたりする事は、とても貴重な経験ができると思います。

 

 

以前の記事でも書きましたが、舞台で笑いを取るのはちょっとしたハードルです。

 

 

おもしろい台本を作る

おもしろく伝えられる

本番できっちりこなす

 

 

台本なんかは難しいですが「伝える」「こなす」はプレゼンや何かを発表するのと一緒です。舞台に立って人目に晒されるという緊張感のなか、パフォーマンスすることで心も強くなります。

 

出場して、本気で勝つつもりで準備するとかなり良い勉強になると思います。

 

 

 

 

漫才の大会に参加するメリット

 

 

一般の方がMー1に出場するメリットは、ズバリ「集客の必要がない」というところ。

 

1回戦だと曜日・時間帯によってはキビシイですが、基本的にはすでに「Mー1という大会のブランド」「よしもとブランド」で、人は入ります。そして、舞台というのはお客さんがいる状態で、ネタをやって反応をみるのが勉強になるんですね。

 

これが自主ライブなどで、お客さんを集めるとなると大変ですからね。50人呼ぶのもシンドイです。それが大会に参加することで、簡単に体験できて、かつ自分の力試しもできるのです。

 

 

 

 

 

お笑いの賞レースはメタゲームだ!

 

お笑いというのは、基本的にメタゲームです。

 

メタゲームの簡単な説明はこちら。

 

 

メタゲーム[Metagaming]とは、ゲームデザインの制限や環境の範囲をえた戦略、ゲームの外部要因に応じて起こり得る結果の分析から導かれる意思決定のこと。

 

dic.nicovideo.jp

 

もっと噛み砕いて言うと「多くの人が通るみちを避ける」という事。

 

ふだんやっているの事務所のネタライブも、大喜利も、ひな壇トークも全部そうです。というか、芸人とは「人と同じことをしたくない人の集団」なのです。笑

 

ネタのテーマはもちろんのこと、個別のボケだったり、キャラだったり、とにかくカブることを嫌がります。

 

 

そうは言っても、お笑いだって基本型もあれば、トレンドだってあります。

 

特になかなか変えられないのが、漫才スタイルです。

 

 ふつうの劇場でやる事務所主催のライブであれば、高評価される芸人さんも、M-1 の予選ではキビシく審査され予選で落とされたりもします。

 

なので、プロの間でもやりがちな芸風をいかに避けて「新しい切り口」「文脈」で勝負するか?という所が1つの評価ポイントになっています。

 

 人気のある芸人さんも毎年いろんな策を練って出場するのです。

 

今年はどんな作戦で来るのかな?というのを注目して予選から見てみるのも面白いですね!

 

 

もし、出場するならば、そのあたりのトレンドを読んで裏を欠くようなアイディアがあれば、一般参加でも全然ワンチャンあると思います。

 

頭を使って出し抜くという作業も、面白いし、勉強にもなると思います。

 

 

つくづくお笑いは心理戦、心理戦、心理戦ですね!笑

 

 

 

 

エントリー方法

 

エントリー方法は、公式ホームページから出来ます。

 

www.m-1gp.com

 

ここから、エントリー用紙をダウンロードして印刷し、必要事項を書き、コンビの写真を添えて、郵送で送ればOKです。詳しくはホームページをご覧ください。

 

エントリーの締切は、8/31まで。

 

まだ間に合います!(笑)

 

 

 

 

 

優勝コンビを予想するのも楽しい!

 
 
 

キングオブコント2018の予選もやってるよ!

 

実は、Mー1に先行して、キングオブコントの予選も始まっています。

 

漫才よりコントの方が好みって方もいますよね。

 

コントと漫才は似ているようで実は違うんですよね。

 

こちらはもう9月に準決勝がありメンバーも決まっています。(調べたらチケット完売...!!)

 

 

キングオブコント2018 準決勝進出メンバー

 

 

和牛が出てれば、和牛かな?と思ったりしたんですが(笑)

 

10月くらいに決勝のTV放送があるかな?

 

こちらの大会も楽しみですね^^ 

 

 

 

まとめ 

いかがでしたでしょうか?今回はMー1グランプリについて書きました。一般の方でも、お客さんでなくプレイヤーとして舞台に立つことで、得られるものってとても多いと思います。ぜひ、こういう機会に漫才体験をしてみるのも良いのではないのでしょうか?

 

漫才を人前ですることによって得られるモノについては、また別の記事で書いていこうと思います!

 

みなさん、いろんな角度でこのお祭りを楽しんで行きましょー!^^

 

 

初めての漫才作りに役立つかもしれない記事。

 

www.owaraiengineering.com

 

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漫才の小ワザについての記事。

 

www.owaraiengineering.com

 

ネット上の優良コンテンツを掘り起こす企画。

 

www.owaraiengineering.com

 

 

 

 

 

おしまい