どーも、お笑い工学研究員の佐々木くんです。
今回は、「渋谷らくご」という イベントに行ってみたのでそのレポートしたいと思います。
落語というと「興味はあるけれど、どこから入ったら良いかわからない...。」という声をよく聞きます。じっさいに僕もその一人でした。そんな人のために「落語の入り口」みたいな記事も紹介して行きたいと思います。
渋谷らくご(シブラク)とは?
米粒写経という漫才コンビであり、大学教授もやっているサンキュータツオさん主催の落語会です。
コンセプトは「はじめての人でもフラっと来れる、気軽に楽しめる落語会」
若者にもきて欲しいという事で、渋谷にて開催されています。
落語を体験した事のない人にとって、「落語ってどこで観られるの?浅草?興味はあるけど、わざわざそこまで行ってみるほどのモチベーションはなぁ...。」っていうのは正直あると思います。
そんな僕を含めた落語ビギナーにとって「あぁ、渋谷でやってんだ〜」というのは、わかり易くて非常にありがたいですね。
渋谷「ユーロライブ」で月に1度おこなわれている
いまは演劇やその他イベントで使われている、渋谷のユーロライブという会場で行われております。
5日連続なので都合の良い日にいける!
渋谷らくごの特徴
・厳選された出演者
寄席で落語家さんに混ざって漫才をしていて、普段からたくさんの落語家さんを観ているサンキュータツオさんが「これは...!!」と思った落語家さんを有名無名を問わずブッキングしているのが特徴です。
自らをキュレーターと言っているように、「落語家さんのキュレーション」ですね。
なので、出演者にハズレがありません。
厳選されたメンバーから構成されております。
・落語家さんの持ち時間が「寄席より長い」
ふつう、通常の寄席だと一人の落語家さんに対する持ち時間は「15分」です。(トリは別だけど)そこを渋谷らくごでは持ち時間「30分」。ふだんは時間が短くて出来ないような長い話も聴けたりするのです。
話のストーリーと、落語家さんの魅力をたっぷりと味わえます。
・最後に演目を教えてくれる
演目がすべて終わるとプロジェクタに、「誰が」「何という話を」やったかをスタッフロールのような感じで、表示してくれます。ふつうの寄席では誰が何をやったかというのは終わった後も自分で調べたりするしかありません。
(演者のプログラムはあるので好きな人はメモ取ったりしてます)
シブラクがきっかけで落語家さんに興味を持ったり、その話自体に興味を持ったりした時に、調べるとっかかりになってとても親切だと思いました。
こんな感じです。
話の内容をあれこれ打ち込んで、ググるよりもストレスなくたどり着けますよね。
出演者と演目の感想
三笑亭夢丸・「附子(ぶす)」
橘家文蔵・「子は鎹(子別れ)」
風藤松原・「漫才」
柳家小八・「怪談乳房榎 おきせ口説き」
チケット情報
前売 学生 ¥1700 大人 ¥2300
当日 学生 ¥1900 大人 ¥2500
ユーロスペースの窓口にて販売。
当日券は開場の1時間前より、受付にて販売開始
カンフェティでも買えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「渋谷らくご」の体験レポでした。ここから好きな落語家さんを見つけて追っかけて寄席に行っても良いし、話が好きになったらそこを調べても良い。
初心者にとても優しい設計で、より落語を好きになるような工夫を感じました。月に1度やっているとの事なので、僕もまた行きたいと思います。
落語未体験の方も、渋谷でフラっと落語を観てみませんか?^^
おしまい