お笑い工学研究所

お笑い工学を研究する元お笑い芸人の「佐々木くん」とお笑い工学を広く伝えたい「そもんず」によるお笑い工学の研究所です。

読むだけで上手くなる漫才コラム!知られざるコツ「アフターツッコミ」

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どーも、お笑い工学の佐々木くんです!

 

今回のテーマは「アフターツッコミ」

 

もう七月になりまして、

 

これから7月にはキングオブコント

9月にはM-1グランプリなどの賞レースの予選が始まりますね。

 

 

僕も芸人やってた頃は、毎年参加していました。

 

結果は....

 

まぁ、まぁ、まぁ...でしたが(笑)

 

 

ただ今回は僕も「お笑い工学」のチャレンジ企画としてM-1に出ることになったので、

(目標はM-1優勝w)

 

 

リハビリも兼ねて「読むだけで上手くなる漫才コラム」と題しまして、ちょっとした漫才のコツを書いて行くことにします。

 

 

お笑い養成所に通ってる芸人さん。芸歴1年目の芸人さん。

プロではないけどM-1で漫才にチャレンジしたい!という一般の方。

今年こそ!のリベンジの方。

 

そんな「これから漫才をやってみよう!」という漫才ビギナーの方には、もしかしたら役に立つかも知れません。

 

 

知っている人は知っているけど、

初心者の方で知らない人は、やってみると結構変わるかも知れませんよ!

 

 

それでは行ってみましょう!

 

 

 

 

 

フリ・ボケ・ツッコミ...その後どうする?

 

漫才だとまず「ネタフリ」があって、話し始めますよね?

その後、そのフリに対して裏切りを入れてボケて行きます。

 

で、「違うだろ!」みたいなツッコミがあって、1つのボケに対する一連の流れが完了します。

 

それから、また新しいボケのネタフリを始めたりするのですが、ちょっと待ってください!

 

何か忘れてませんか?

 

ツッコミと新しいネタフリの間に、何かセリフを言ってませんでしたっけ?

 

そう。

 

それがアフターツッコミです。

 

 

アフターツッコミとは?

 

というか、アフターツッコミって何?という感じですよね。

 

これは僕の造語です(笑)

名前がないので適当につけました←

 

簡単にいうと、ツッコミの「なんでだよ!」の後の

なんだかゴニョゴニョしたセリフ」のこと。

 

漫才初心者がやってしまいがちなミスなのですが、これを省略してしまう事なんです。

 

そして、これを入れるか入れないかで、ウケ方が変わってきます。

 

 

なぜアフターツッコミが必要なのか?

 

じゃあ何故アフターツッコミを入れなくちゃ行けないの?

 

理由はいくつかあります。

 

リズム問題

 

漫才はリズムの芸です。

会話のリズムを自然にテンポよくつないで、ボケたり突っ込んだりします。

 

 

ですが、アフターツッコミがなかったらどうなるか?

 

 

次の言葉をつなぐ、

ボケ側のリズムが取りにくくなっちゃうんですよね。

 

 

漫才というのは二人で、言葉のバトンを渡しあっているというか。

しかも短く速いスパンで。

 

それを50m先から「ハイ!」って渡されても「え〜...」って思いますよね?

 

なので、相手が言葉のバトンを受け取りやすいように言葉をつないであげます。

 

 

気持ち問題

 

漫才に台本があるってのは、もはや有名ですよね。

それを練習して、立体的な「演技としての漫才」になるわけですが。

 

 

漫才というのは、人と人とがする「会話の模倣」なワケです。

日常会話のモノマネ。コピー。

 

 

相手の話を聞ききってから、自分が喋るみたいな。

これってコミュニケーションの基本ですし、皆さん自然にやってると思うんですよね。

 

 

ですが!

これが漫才プレーヤーになると途端におろそかになります。

 

たぶん原因は、台本にすると「AとBとの会話」になってしまうからだと思います。

無機質に思ってしまうんでしょうね。人ではなく「役」みたいな。

 

 

これは、ボケツッコミ共に不都合が出てきます。

 

 

まずボケサイド。

 

「なんでだよ!」ってツッコミがあった後に、その言い分を聞こうとすると思うんです。

人というのは。

 

 

だけど、

「なんでだよ!」

「・・・・・・・・」

 

だと、戸惑っちゃいます。

 

 

「え、もう終わり?」「いいの?喋っていいの?」というw

「なんでダメなの?」っていう理由も聞きたいですよね?

 

 

次にツッコミサイド。

 

「なんでだよ!」とツッコミますね?

その後にダメな理由や、それだとこんな不具合が起こるだろ!

 

など、「高ぶる気持ち」を言いたいはずなんです。

 

それを、言おうとした気持ちを遮られて、グイグイ話を進めらてしまったら...

 

モヤモヤしますね(笑)

 

 

漫才というのはお芝居で、台本に則ったモノではあります。

でも忘れちゃ行けないのは、ヒト対ヒトのコミュニケーションなんだよ、という事。

 

 

「じぶん」「相方」「今ここ」で会話している。

気持ちが合っていないとリズムもテンポもグッチャグチャになってしまいます。

 

 

それを意識できると、また1ランク上の漫才ができると思います。

 

 

 

お客さん聴きやすさ問題

 

お客さんも当然、同じです。

 ツッコミの人と同じように、突っ込んだ後の理由も解消したいと思っています。

 

 

そして、一連の会話の流れを完了しないと、いけない理由があります。

 

 

それが、「話をきく準備」です。

 

お客さんの状態として、聴く準備ができていないと、

ボケにつながる大事なネタフリも集中して聴いてもらえないです。

 

フリが分からなければオチも分からないし、踏んだり蹴ったりな状態になります(笑)

 

同じように、聴く準備ができてなければ、どんなに面白いボケもお客さんには伝わりません。

(※ボケが流れると言います)

 

 

ツッコミの後、笑いが起こったとして、

すぐにネタフリを始めたら、笑いが止まってしまいます。

 

プロはこれを待たなければ行けません。

(※笑い待ちと言います)

 

 

そういった、「じぶん」「相方」「お客さん」とのコミュニケーションをデザインして行くものなんですね!

 

 

演技ではありますが、

 

「一人の人間と対峙してしっかり会話をしてるんだ」

という意識を忘れないでくださいね♩

 

 

必要ない場合もある!

笑い飯後半

アメザリオンバトDVD連続ボケ

 

 

まとめ

若手時代は、漫才の持ち時間が少ないので、それを守ろうとして省略しがちなのですが、

 

入れなかったら入れないでクオリティーが落ちてしまうので、本末転倒にならないようにしましょう♩

 

まぁ、難しいことゴチャゴチャ言いましたが、

知らなかった人は、取り付けるだけで変わるはずなので、ぜひ試してみて下さいね!

 

 

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おしまい。

 

 

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